予想されていたとおり、2010年シーズン残りのレースでは、山本左近とブルーノ・セナがヒスパニア・レーシング(HRT)からレースに出場する。
こう報じているのは、ドイツ語で発行されている『Speedweek(スピードウィーク)』。今シーズンにドライバー交代を繰り返しているHRTが、今後もドライバーを交代する可能性があると報じられていた。
HRTには、左近とセナのほかにも、カルン・チャンドックとクリスチャン・クリエンが所属しているが、これまでにこの4人全員がレースに出場した。経済的に苦しい状況にあるHRTだけに、ドライバー交代の背景には複雑な事情があるとの意見が大勢を占めている。
HRTは、日本GPに誰が出場するのかまだ正式に発表していないものの、7日(木)に行われる統括団体FIA(国際自動車連盟)の記者会見には、左近が出席する予定だ。