ニック・ハイドフェルド「特別なボーナスみたいなもの」／シンガポールGPプレビュー

ザウバーのニック・ハイドフェルドが、シンガポールGPを前にした心境を語った。

ニック・ハイドフェルド
「レースカーに戻るのが待ち遠しいよ。ただレースに戻れることを楽しみにしているんじゃなく、初レースがシンガポールGPだっていうことは、特別なボーナスみたいなものだと思っている。2年前、僕はすぐにこのレースが大好きになったんだ」

「市街地コースの中でも、特に厳しいコースだと思う。バンプがどうなっているのか、興味深いね。この件に関しては、2008年から2009年にかけて悪化していたけど、解決するとも言われていた。ナイトレースの雰囲気は、もう素晴らしいの一言だね」

「もちろん、クルマがこのコースに合っているのか、僕には想像できない。僕はまだクルマに乗っていないからね。でも、今までに見せてもらったものや聞いたことを合わせると、モンツァ（イタリアGP）よりはいいパフォーマンスになるはずだよ」

「それに、去年の僕のシートを使えるかもしれないというのも、前向きな点だね。これによって、大幅に作業を減らせるだけではなくて、いい感触を得ることができるんだ。とてもいいシートだったからね。通常、いいシートを作るには何度も微調整を重ねないといけないものなんだ」

「それに、ジェームス・キー（テクニカルディレクター）やチームメートのカムイ（小林可夢偉）のことを知り、彼らと一緒に作業を進めていくことをも楽しみだよ」

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