フレキシブルウイング問題が再燃か

鎮静化に向かっていると思われたフレキシブルウイング問題が、再燃する可能性が出てきた。

レッドブルやフェラーリのフロントウイングが高速走行時に大きくたわんでいたことから、マクラーレンなどはこれがF1で禁止されているフレキシブルウイングだと非難した。これを受けて統括団体FIA（国際自動車連盟）は、ベルギーGPからウイングの検査基準を強化、イタリアGPからはフロアの検査基準も強化される。

そして、ベルギーGPの際、レッドブルもフェラーリも検査に合格。マクラーレンやメルセデスGPの関係者は、フェラーリとレッドブルのウイングが、以前ほどたわんでいないように見えたと語っていた。

しかし、『Auto Bild Motorsport（アウト・ビルド・モートアシュポルト）』が掲載した1枚の画像が注目を集めている。ベルギーGPで撮影されたこの画像では、マーク・ウェバー（レッドブル）のフロントウイングが大きくたわみ、路面すれすれにまで下がっていることが確認できる。

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