ベルギーGPでジェンソン・バトン(マクラーレン)をリタイアに追い込むことになったセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が、バトンとのクラッシュについて謝罪した。
レース序盤、2番手を走っていたバトンの背後にベッテルが迫っていた。しかし、バトンの乗るマクラーレンはベッテルのレッドブルよりもストレートでのトップスピードが速く、ベッテルはバトンを抜きあぐねていた。
そして16周目の最終シケイン、ついにベッテルがバトンに仕掛けたものの、ベッテルはブレーキングでコントロールを失い、バトンのサイドポッドにノーズを突き刺す形でクラッシュ。ベッテルはそのままピットへ戻り、ノーズを交換した。
しかし、バトンはラジエターが壊れたため、その場でリタイア。その後バトンは、ベッテルが「何をしていたのか、まったく分からない」と語っていた。