マクラーレンのジェンソン・バトンが、ドイツGPを前にした心境を語った。
ジェンソン・バトン
「ホッケンハイム(ドイツGP開催地)での最高の思い出は、2004年のことだね。予選では13番手だったんだけど、レースで順位を上げていって、2位でフィニッシュしたんだ。だから、この前のシルバーストン(イギリスGP)と似ているでしょ!」
「まじめな話、ホッケンハイムでのレースは好きなんだ。僕がF1で走り始めたころにあった、長時間にわたって全開で走れた、長いストレートが恋しいよ。あれは、とても独特なものだったからね。でも、観客にとっては今のレイアウトの方がいいだろうし、レースにとっても、追い抜きにもいいことが証明されている」
「バレンシア(ヨーロッパGP)とシルバーストンでは、予選が残念なものになっていたから、今週末は土曜の午後(予選)にうまく戦うことを目標にすべきだね。そうすれば、レース中に順位を上げていく必要もなく、日曜(レース)にいいパフォーマンスを発揮できる」
「金曜(23日)には、ブロウン・ディフューザーをうまく機能させるため、クルマに施した変更に取り組むことになるから、今回も忙しい週末になる。前向きなテストをできて、今回はレースで改良の恩恵を受けられるといいね。それを楽しみにしているよ」