ヴァージンのティモ・グロックは、イギリスGPフリー走行3回目で6周を周回して、ベストタイムは1分36秒640で23番手。予選では、1分34秒775を記録して20番手になっている。
ティモ・グロック
「予選まで、かなり厳しい週末になっていた。フリー走行中には何度も技術的なトラブルに見舞われて、まともなセットアップ作業をできなかったんだ。今日の午前中にはスロットルペダルに問題が起きたから、オプションタイヤ(ソフト側)できちんと走ることができなくて、セットアップに関しては何もわからない状態で予選を迎えた」
「最終的にはクルマに満足できたよ。まだ完全にセットアップできているわけじゃないけどね。でも、自分が走った2周の予選ラップはかなり良かったし、問題があったのにルーカス(ディ・グラッシ/チームメート)の前に出ることができて、とても満足している」
「ロータスに近づくこともできた。ヤルノ(トゥルーリ/ロータス)には勝つことができたし、ヘイキ(コバライネン/ロータス)からは、たったコンマ2、3秒遅れだよ。チームにとっては、とても前向きなことだし、僕たちの空力パッケージが機能していることの証明だと思う」
「楽な週末になっていれば、彼らにもっと近づけたと思うよ。僕たちのレースがどうなるのか、じっくりと確認してみないといけないけど、ロータスとのいい戦いを期待しているよ」