27日(日)のバレンシア(ヨーロッパGP)で、小林可夢偉(ザウバー)の獲得が正しかったことが、ついに証明された。ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーがこう語った。
可夢偉は昨年、当時トヨタに所属していたティモ・グロック(ヴァージン)が負傷したため、代役として急きょF1デビュー。その走りで鮮烈な印象をF1関係者に植え付けた。
そして、BMWのF1撤退によりプライベートチームになったザウバーが可夢偉と契約。2010年の可夢偉は、ベテランドライバーであるペドロ・デ・ラ・ロサとともにザウバーでF1を戦うことになった。
今シーズン、予選で素晴らしい速さを見せることもあった可夢偉だが、ヨーロッパGPではQ1で脱落。決して順調な週末ではなかったが、決勝では可夢偉の走りに注目が集まった。