「もっとチャンスがあると思います」 ヨーロッパGPで、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)をオーバーテイクしながら7位入賞を果たした小林可夢偉(ザウバー)が、今後のさらなる活躍を期待させる力強いコメントを残した。
ザウバーは、可夢偉とチームメートであるペドロ・デ・ラ・ロサの戦略を分け、可夢偉はハード側のタイヤ、デ・ラ・ロサはソフト側のタイヤでレースをスタートしていた。
このレース戦略について可夢偉は、自身の公式ウェブサイトに掲載したレポートの中で、次のように説明している。
「決勝ではペドロと戦略を分けて、僕は硬い方のプライムタイヤでスタートして、できるだけ長く走って、路面がよくなるレース終盤に柔らかい方のスーパーソフトに履き替える作戦にしました。正直、あそこまで行けるとは思っていませんでしたけれども」