ヘイキ・コバライネン(ロータス)と接触し、大クラッシュに見舞われたマーク・ウェバー(レッドブル)だが、コバライネンのことを激しく非難するようなことはしていない。
ウェバーがコバライネンに追突し、宙を舞ったクラッシュについては、ウェバーの乗るレッドブルとコバライネンのロータスではペースの差があまりにも大きいことから、コバライネンがウェバーにポジションを譲るべきだったとの意見も出ている。
しかし、クラッシュ当時のウェバーとコバライネンは同一周回を走っていたことから、コバライネンにウェバーへポジションを譲る義務はなく、実際にコバライネン本人もポジションを守ろうとしていたと認めている。
クラッシュのことについてウェバーは、『BBC』へこのようにコメントした。
「結局のところ、僕が驚いたのは彼があまりにも早くブレーキを踏んだことだよ。それで僕のレースが終わった」