フォース・インディアのエイドリアン・スーティルは、カナダGPフリー走行1回目で12周を周回して、ベストタイムは1分19秒373で11番手。フリー走行2回目では、28周を周回してベストタイムは1分17秒415で6番手になっている。
エイドリアン・スーティル
「今日はまずまずだったよ。午前中のセッションでは、終盤にちょっとした問題があって、最後の走行をできなかった。でも、チームが素晴らしい働きでランチタイムに直してくれたから、午後にいいセッションを過ごすことができた」
「トルコでは遅れが生じていたけど、ようやく普通のリアウイングとスイッチャブル・リアウイング(Fダクトシステム)の比較を行うことができて、その効果を確認できたよ。それに加えて、セットアップや基本的な作業、いつものタイヤ・プログラムもこなしていた」
「路面のグリップが、カレンダー上で最も低い部類に入るコースだから、クルマが安定しなくて、ソフト側のタイヤがかなり使いにくかった。特にロングランでは難しいね。1周アタックならいいんだけど、ある程度の距離を走ってしまうと、ひどいグレイニングが発生して、かなり厳しくなる」
「でも、これはみんな同じことだから、夜の間にデータを確認して、またクルマが走る明日には、グリップがもう少し向上していることを願うよ。タイムはかなり良さそうだし、感触もいいから、予選でいい成績を残せると期待している」