今週末のトルコGPでは、フォース・インディアのポール・ディ・レスタ(テスト兼リザーブドライバー)が金曜午前中のフリー走行を走ることはない。
ディ・レスタはこれまで、バーレーンとモナコを除き、全戦で金曜午前中のフリー走行に出走してきた。
バーレーンで走らなかったのはコースレイアウトが変更されていたため、モナコでは「チャレンジングなコースレイアウトのため」、レースドライバーに最大限の走行時間を与える必要があり、ディ・レスタはガレージからセッションを見守っていた。
だがフォース・インディアは25日(火)、イスタンブール・パークを走るクルマには「新しい開発パーツがいくつか」搭載されるため、ディ・レスタはフリー走行に出走しないと発表した。
「チームから連絡があったのは直前のことだった。でも、この決断をきちんと理解しているよ。このレースに向けた新しいパーツがあるから、ドライバーやチームが集中しないといけない」とディ・レスタはコメントしている。
レースドライバーであるビタントニオ・リウッツィについては、高い評価を得ているディ・レスタにシートを奪われるのではないかとの憶測も出ているが、リウッツィは先週、『espnf1』へこう語っていた。
「こういったうわさのことは心配していないよ。憶測はどこに行ったってついてくるし、どこにだってあるものだよ」