アメリカGPの開催地候補として、また新たな名が浮上してきた。
ジャージーシティーでの計画が消滅したばかりだが、今度はニューヨークから2時間の距離にあるモンティセロ・モーター・クラブ(MMC)が開催候補地として報じられている。
『Autoweek(オートウィーク)』は、アリ・ストラウスMMC会長がクラブのメンバーへ送った文書を公開。この中でストラウスは、F1最高権威バーニー・エクレストンと交渉中であることを明かした。
さらにクラウスは、数ヶ月前にエクレストンと会っており、F1サーキットデザイナーであるヘルマン・ティルケが現地を訪れたことも明かしている。
ティルケが「われわれのトラックと周辺の設備を見て、多少の拡張とちょっとしたコースの変更を行えば、素晴らしいグランプリ開催地になることを確認した」ともクラウスは書いた。
またクラウスは、「地元、州、連邦議員や団体からの支持や支援」の確保に取り組んでいるものの、「F1開催はオリンピックで勝つことに似ている。競争は非常に激しく、まだ契約が成立したわけではない」とも加えている。