ロータスのヤルノ・トゥルーリが、モナコGPを前にした心境を語った。
ヤルノ・トゥルーリ
「モナコはとても特別なんだ。クルマで走っていても、ただ歩いているだけでも、その素晴らしさに息をのむほどだよ。ドライバーなら誰でもここで勝ちたいと思うし、幸運なことに僕は2004年にそれを達成できた」
「でも、ほんとうに厳しい経験になるよ。レースでは集中することが大切だし、ここでは大きなプレッシャーにさらされるから、考える時間を得ることも難いけど、レースに集中しないといけない。でも、それがモナコだし、何とか対処しないといけないんだ」
「いいラップを走ることも難しいんだけど、トラフィックをうまく処理できればとても満足できる。このサーキットで一番重要なのはスイミングプール。高速で方向転換して、すぐに次のシケインへ向けたブレーキングになる」
「シケインは低速なんだけど、素早く抜ける必要があるんだ。ここでは縁石を乗り越えるけど、縁石に乗りすぎると宙を舞ってウォールに突っ込むことになるから、うまくスピードを維持できるように縁石を使わないといけない」
「だからこそ集中力が重要になるんだ。毎回うまくやっていれば問題ないけど、ミスをすればそれで終わりだよ」