ハミルトン、チームへの怒りが治まる

2010年03月31日(水)
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オーストラリアGPでは、戦略の判断を誤ったチームに対する怒りを見せていたルイス・ハミルトン(マクラーレン)だが、その怒りもようやく治まったようだ。

ハミルトンはレース中、2回目のタイヤ交換を決断したチームに対し無線で、「ピットインするのは誰の判断だったの? 最悪なアイデアだよ」と明らかに不満そうな口調で問いかけていた。

レース後にもメディアに対して不満をもらしていたハミルトンだが、今はチームの判断に理解を示している。

「なぜ2回目のピットストップを決断したのかチームが説明してくれた。レース終盤にマーク(ウェバー/レッドブル)やニコ(ロズベルグ/メルセデスGP)と戦うため、チームが何をしようとしていたのか理解できた」

ハミルトンはオーストラリアGPで、警察に捕まったことや、Q2で脱落したこと、そしてレース戦略に関する発言など、さまざまな話題をふりまくことになったが、マレーシアGPとの2週連続開催であるためすぐにこの話題が消えることを喜んでいるようだ。

「興味深い週末だったね。マレーシアに戻ってきて、少し時間があることがうれしい」

「オーストラリアでの数日間は、最高なものではなかったからね」とハミルトンは『Daily Mail(デイリー・メール)』に認めた。

また、一連の出来事は、ハミルトンが早急に新しいマネジャーを見つけるべきであることを示しているとの意見もあるが、ハミルトンは次のようにこれを否定している。

「そのことについては、しばらく待ってみるつもりなんだ。今は満足しているしね。大きな変化のときで、僕の周りには優秀な人材がそろっている。急ぐ必要はないよ」

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