もしフェラーリが2010年に3台出走を認められていれば、3人目のドライバーはミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)になっていた。
長年シューマッハのマネジャーを務めてきたウィリー・ウェバーがこう明かした。
「もし3台目が走ることになっていれば、メルセデスには申し訳ないが、シューマッハはメルセデスではなく、フェラーリを宣伝していただろう」フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は1月にこう語っていた。
フェラーリでの3台目に乗るオファーが優先されることになったのか質問されると、ウェバーは『Auto Bild(アウト・ビルト)』へ「もちろんだ」と答え、さらに続けた。
「(フェラーリとの)つながりは非常に強いものだ。なので、彼らのもとを離れるのは、彼にとってかんたんなことではなかった」
ウェバーはさらに、2010年はシューマッハにとって、メルセデスに「慣れるための年」であり、タイトルを狙うのは2011年だと語った。