ヴァージンでは、ルーカス・ディ・グラッシがこの日の走行を担当した。
ようやくドライでのテストになったが、再び油圧の問題が発生し、問題の解決に多くの時間を費やしたため、ドライで走れるチャンスを最大限に活用することができなかった。
ディ・グラッシの周回数は34周、ベストタイムは1分23秒504で10番手になっている。
ニック・ワース(テクニカルディレクター)
「朝には路面が乾いていく中でスピンしていたが、重要なレースに関する手順を確認していた。これまでのテストではこの作業を行う時間がなかった」
「路面が完全にドライになると、パフォーマンスに関する作業を始めたが、またも例の油圧の問題に悩まされることになった」
「そのためルーカスの周回が限られてしまい、最終的にはそれ以上意味のある走行ができなくなってしまったので、今日はスピードを上げることができなかった」
「油圧の問題は今回のテストの初日にも発生し、それ以降は、バルセロナテストで対策を行うまで控え目に走ることを強いられている。明日にもっと周回を重ねるため、今晩にもさらに修正を加えるつもりだ」
「ルーカスはこれまで、非常に短い距離しか走れていないので、いろいろなことを向上させるため、来週のバルセロナでは彼も長い時間を走れるように願っている」