ポルシェ、F1参戦を否定

2010年11月27日(土)
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ポルシェの新CEOマティアス・ミュラーが、近年中に同社がF1へ参戦することはないと語った。

10月にミュラーは、フォルクスワーゲンが傘下ブランドのアウディやポルシェでF1に参戦することが検討されると語っていた。

また、ポルシェの研究開発部門の責任者ヴォルフガング・デュルハイマーは、ポルシェがチームを保有してF1に参戦することが可能だと話していた。

しかし、『Westfalen Blatt(ヴェストファーレン・ブラット)』の最新インタビューで、ミュラーはF1参戦の可能性を否定した。

「F1は、ドライバーのための世界選手権だ。スポンサーへの注目やマニュファクチャラーは二の次になる」

「われわれにとっては、これが明らかな障害だ」

「長期的な投資をする上で、2つ目の障害になるのは、将来のルールが不透明な点だ」

「だが、もしフォルクスワーゲン・グループが興味を示すのなら、間違いなくポルシェが最適なブランドになるだろう」とミュラーは語っている。

ポルシェは1950年代と60年代にF1へ参戦。その後、1980年代にはマクラーレンにエンジンを供給していた。また、1991年にアロウズとの提携でF1への挑戦を試みたが、結局は失敗に終わっている。

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