ウェバー、おさがりのシャシーにも文句は言わず

2010年07月09日(金)
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マーク・ウェバー(レッドブル)は、イギリスGPから使うシャシーについて、レッドブルがドライバーを平等に扱っていない証拠だとの意見を退けた。

ウェバーはヨーロッパGPで大クラッシュに見舞われ、スペインGPとモナコGPで連勝したシャシーを壊してしまった。そのため、ウェバーはイギリスGPからシャシーを交換することになったが、レッドブルがウェバーに与えたシャシーは“ラシアス・リズ(官能的なリズ)”。モナコGPまでベッテルが使っていたシャシーだ。

このシャシーは、ベッテルが不調に陥ったことで調査された結果、損傷が見つかり、ベッテルが新しいシャシーに乗り換える一方、修復を受けていたシャシーである。

「何も問題はない。大丈夫だよ。どちらにしろ、これしかないしね」とウェバーは7日(水)にファクトリーで語っていた。

ヘイキ・コバライネン(ロータス)に追突して宙を舞い、上下逆さまになって着地した後、タイヤバリアに高速で激突していたウェバーだが、大きなケガはなく、体調面も問題ないようで、次のようにコメントしている。

「少しむち打ちになって、右足をシャシーの上に激しくぶつけていた」

「すぐに、この大きな足を激しくぶつけるだろうなって思ったよ。でも、ラウンジ・ルームにいるときの方がもっとひどいケガを負うこともあり得る」

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